第37号
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自 立

平 等

平 和
まこちえれこっちゃ
発    行
宮崎福祉のまちづくり協議会
 〒880-0024
 宮崎市祇園1丁目50番地  
 宮崎市心身障害者福祉会館 (1F)
      CADセンター内
   TEL・FAX (0985)31−6441
発行日:平成5年9月20日


第8回 まちづくりキャンプに参加して

【1993年8月28日(土)】 sun 坂 元 貴 子 

 今年で第8回を迎えるというまちづくりのキャンプに、初めて参加した。場所は、椿山森林園内のキャンプ場である。市街地から車を走らせること小1時間、苦手なヘアピンカーブを何とかクリアして現地に到着する。今年は、例年にない長雨と豪雨でなかなか夏らしくならず、8月の下旬になってようやく夏日がやってきたところだ。暑いのも寒いのも嫌いというわがままな私には、椿山はちょうどいい塩梅だった。
 私たちのバンガローは、職員室のような管理棟の真下にあった。ちょっぴり窮屈な気持ちもしなくはなかったが、みんな楽しそうである。まだまだ自由に動きのとれない私は、学生の頃の体育の時間を思い出したりしていた。悔しいような恥ずかしいような、何ともいえない気持ちである。それでも、はしゃいでいる面々を見ていると、こっちまで嬉しくなってきた。隣にいる稲垣さんも何となく嬉しそうな顔をしていた・・・ようだ。(・・・・視力が弱いのでアシカラズ・・・・)
 施設的に多少の問題点はあったようだが、みんなに助けられてあまり不自由さを感じることなく過ごせた。よく遊びに行った先で足場が悪かったりすると、動きが制限されてしまい、えらく損をしたような気がしていた。今回のキャンプも“わくわく”した気持ちの反面、よだきい気持ちがあったので、こんな風に楽しく2日間を無事に過ごせたことが、私の収穫ではないだろうか。
 次回もぜひ参加したいと思っているが、そのときは少しは何か役立てることができれば・・・・というところで、とりあえず私の『感想文』を終わりにしたい。
 P.S. みんなに、ありがとうheart



「わたしの自己紹介」

はにわの会仲間の家           
一年間ボランティア 小 原 英 子 
小原英子 (おはら えいこ)
   生年月日:昭和44年4月4日生まれ、24歳。
   出身地:神奈川県横浜市。
   趣味:カラオケ、ドライブ。
現在さくら銀行を休職し、はにわの会仲間の家でボランティアとして活動中。

 わたしが一年間ボランティア計画に参加したきっかけというのは、こちらに来るまで3年間、東京の渋谷で銀行の窓口の仕事をしていたのですが、日々の忙しさに追われ、また毎日の通勤でめまいのするような人混みの中で、「自分」というものを見失いつつあることに気がついたからでした。そういった意味では、ここ宮崎での生活は、時間的にもたいへんゆとりがあり、また車で少し走ると海を見に行けるという環境も、「自分」を見つめ直すにはとても適していると思います。ただ、「自分」のことというのは、考えれば考えるほどわからなくなり、今も答えらしいものは見つかっていませんが、銀行にいた頃のように周囲に振り回されて「自分」を忘れてしまうよりは、ずっといいと思っています。
 それから、わたしはこちらに来るまでは、障害者の方達にまったく接したことがなかったのですが、初めて障害者の方達に接して、今までの自分の考え方が間違っていたことに気がつきました。正直言って、今までは障害者の方達に対して暗いイメージを持っていたのですが、実際はとても明るく、わたしの方がいろいろ教えてもらったり、はげましてもらったり・・・。このようなことがわかっただけでも、宮崎に来てよかったと思います。そして、今わたしが考えているのは、もっと多くの人達に障害者の方達のことを知ってもらうために、活動を終えてから銀行やわたしの住んでいる地域で、何ができるかということです。
 そうそう、自己紹介の話からちょっとずれてしまいました。わたしは、特技というものは何もないのですが、ひとつだけ人並みはずれているといえば、人並みはずれて運動神経がない! つい先日も、車椅子バスケットボールの練習に参加させていただいたのですが、連れて行ってくださった方にも「あんたほどニブイ人も初めて見た。」と、言われてしまいました。と、いうわけで、実は見かけによらず(?)性格もトロイわたしですが、残り5ヶ月よろしくお願いします。
  ※タイトルは、まちづくりの皆さんが考えてくださったものです。


点検調査報告 宮 崎 駅 舎

   住 所:宮崎市錦町1−8
   電 話:(0985)23−3453
   調査日:1993/08/25

 宮崎の中心地に今年度建て替えられた「宮崎駅」、鉄道高架と共に工事は終了し、テナント各社が入居するだけとなっている。[テナント入居完了は10月1日]   現在は駅舎までの通路が仮設状態で、利用者はまだまだ不便を感じながら利用している。
 さて、宮崎福祉のまちづくり協議会では駅舎建て替え段階でJR九州側と福祉設備に対する配慮について交渉を実施した。この席にはJR九州本社、宮崎県からの参加があり、平面図を広げ改善点を話し合った。JR九州としては可能な範囲で障害者等に配慮した構想を提示した。例えば車椅子でも使えるエレベーターの設置、車椅子用発券機(高さ105cm)、車椅子用トイレ、点字ブロック等である。
 宮崎福祉のまちづくり協議会としては平面図の中から車椅子トイレ設置場所の変更と男女別の設置、エレベーターの設置等が中心に改善案を提示した。
 また、細部の障害者配慮についても宮崎福祉のまちづくり協議会として項目をあげ、要望した。そのような経過から今回の宮崎駅舎の点検調査となった。


hoshihoshihoshi 調査して気付いた点 hoshihoshihoshi

建物の外回り:現在では西口は仮設の通路のため点検調査は実施しなかったが、東口がタクシーの乗降口、一般入り口として利用されているが、歩路と車路の段差が15cmあり、段差解消場所が少なくその分車椅子の移動範囲が多くなってしまう。雨天時の事も考慮すると数カ所に段差解消を施すことが必要である。

入り口・ロビー:入り口は自動ドアが1カ所と開き戸があり障害者も利用し易い。点字ブロックも自動ドアへと誘導している。ロビー自体もゆったりとした感じであるが、朝夕の混雑時点は当然障害者の歩行は困難な面は考えられる。また、ロビーの床面が雨天時に滑り易いタイル張りなのが気になる。杖を使う障害者等は注意が必要である。点字ブロックの色は黄色が良いと言われているが弱視者には見えにくい色彩である。敷設方法も直線的でない部分がある。

インフォメーション:自動ドアで仕切られた部分に(見つけ易い)インフォメーションがある。カウンターの高さ100cm、手話通訳無しであるがJR九州の説明では人的サービスの為の社内教育は実施しているとの説明があったので、インフォメーションは大いに利用したいものである。

エスカレーター:宮崎駅舎にはエスカレーターが設置された。車椅子でも利用できるタイプのもので、利用する場合は駅員付きで上下する。実際にエスカレーターを利用したが利用している立場では不安は感じなかったが、見ていると「こわそう」という意見があった。

改札口:幅が81cmで改札を通ると、すぐにエスカレーター、階段となっている。見通しの範囲にあるため安心感はある。

感 想:今後の駅舎は「商業」と「交通」という2面から存在している。宮崎駅舎の場合もテナントを充実し、交通以外の営業行為が活発に展開されていく。また、今後は周囲の環境も取り入れた地域の中心地としての側面が前面に出てくる。そうであるほど福祉という側面からの視点は交通(旅行)だけでない「地域の生活圏」という色彩が強まってくるのも事実であろう。駅前再開発という各種の整備は福祉設備(ハード・ソフト両面)が有機的に結びつき、誰もが安心して移動でき生活の潤いを感じられるゾーンの構築を目指せしてこそ住みよい福祉のまちづくりへと発展・進歩していくのではないかと思う。


伝言板

  10月11日(月)〜14日(木)   アジアわたぼうしコンサート in 韓国
                           (アジアエイド委員会まで)

  10月27日(水)   「ベルギー弦楽四重奏団」
                      MRT miccダイヤモンドホール
                              (ほうれん荘・プレイガイドまで)


編集後記・・・・台風13号はいかがだったでしょうか?・・・・
 これから先、次々と台風がやってきますけど、懐中電灯など準備しておこうね             MEGUMI


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