第25号
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自 立

平 等

平 和
まこちえれこっちゃ
発    行
宮崎福祉のまちづくり協議会
 〒880-0024
 宮崎市祇園1丁目50番地  
 宮崎市心身障害者福祉会館 (1F)
      CADセンター内
   TEL・FAX (0985)31−6441
発行日:不  明


パソコン通信をまちづくりで

 今や世の中はコンピューターの時代、であればその流れに乗り遅れまいと意気込んで「まちづくり」でもパソコン通信を始めてみましょうということに成りました。
 さあ、貴方もパソコン通信をどうぞ、と言ってもなにがかんだか「?」の人も多いと思います。また、パソコンがない、買えばたかいし、難しいしと尻ごみする人も多いものと思います。
 そこで簡単にパソコン通信とは一体何であり、どんなメリットがあるのか微々たる知識を絞って説明します。
1.設備=パソコンもしくは通信機能付ワープロ、電話回線、モデム
        (一部のワープロには内蔵してある。)
2.準備=COSMO(市内でパソコン通信している集団)の会員登録
3.メリット=今回まちづくりでパソコン通信を取り上げた大きな理由がこのメリットであります。どんなメリットがあるかというと、こうしてまちづくりの機関紙をワープロで打ち込んでいますが、この同じ内容を掲示板(電子掲示板という)に書き込んで、読みたい人がそこを呼び出して読み、意見を書き込むということです。つまり、まちづくりに来れない人でもその時の結果(書き込んだ例会の内容)を知ることが出来るという訳なんです。ワープロは文字が上手に書けなかった人に効果があったけど、今度はそれを使ってすぐに情報を引き出すことも出来るようになるのです。外出出来る人も、出来ない人も同じ条件なんです。これを障害者が利用しない手は絶対にないのです。勿論福祉の話題だけではなく、趣味、娯楽ととにかくいろんな情報がつまっています。全国に沢山ある掲示板を読むことも出来ます。
 まちづくりではCOSMOの皆さんにお願いして参加しやすい体制を作ろうと考えています。
 最後に、パソコン通信の仕組みはどうなっているのか? という点ですが、COSMOというグループに常時電話回線とパソコンをつないでいる人がいます。そこへ電話するとパソコンが相手してくれるのです。「今度まちづくりでキャンプをします」と書き込んでいれば、多くの会員がその情報を目にするのです。他にもいろんなコーナーがあります。相談室、ショップ、くらしの情報、ふるさと宮崎等いろいろあります。また、特定の相手だけ見れる電子メールというのもあります。使い方によっては色々広がる可能性を持っているものと思われます。
 最後の最後ですが、どの様に取りかかればいいのか? という問題です。COSMOの中で一番色男の方が親切丁寧に説明してくれますので、安心の程 !!  また、まちづくりでも実演を計画したいと考えています。
                         問い合わせ=平賀(毎木曜夜、ビューロー)


第3分科会報告 (その1)


全国ボランティア研究集会

テーマ  ** 障害者の移動と外出、そして旅 **

   知らない街角を垣間見る高鳴りを障害者にも   


報告 岩浦 厚信 (司会)

1.はじめに
 第3分料会は、参加者が50名(肢体不自由者22、視覚障害者5、そのほか23)という人気の高い分料会となりました。
 さて、私たちはテーマに沿って分料会の目標を、「いかに障害者が外出しやすい環境をつくっていくか」ということを検討していくことにしました。そして、地元の宮崎から土肥雅郎さん(宮崎福祉のまちづくり協議会)と、大西修介さん(第4回ふれあいの旅実行委員会)の事例発表をきっかけに、話を進めていきました。それから、世田谷ミニキャプ区民の会の碓井英一さんには、水先案内人として大いに活躍してもらいました。

2.障害者の外出
 事例発表者の土肥雅郎さんは、障害者の外出アンケート調査から、障害者の外出問題点を、1)社会的環境の「物理的障害」2)社会の「人的障害」3)障害者自身の「心理的障害」の3つに分類しました。
 この分科会の中心の中でも障害者の外出問題として、多くの意見がだされましたが、そのうちのいくつかを以下の3つに分類してみます。

1)物理的障害
「点字ブロックに沿って歩くと怪我をすることがある」 「車いすにとって点字ブロックは邪魔ではないが、破損したものはひっかかったりする」 「信号の青の時間が短い」
2)人的障害
「障害者SOSの黄色いハンカチ運動も必要だが、他にも意志を通じさせる方法があるはず」 「子供の頃から障害者に接する社会に」
3)心理的障害
「街の改善も必要だが、なにより障害者自身が勇気を出して前向きの姿勢になるべき」

 そして、障害者の外出要求を解決すべく活動しているのが、(ミニ)ハンディキャブの活動です。この分料会の中でも各地の運行の実状が話されましたので抜粋してみました。

富 岡 市: 車4台に運転ボランティア2人、運転ボランティアの確保に苦慮、募金で運営。
鹿児島市: 行事があるときのみ。麦の芽作業所の職員がボランティアで運行。
北九州市: 現在3台、来月さらに1台購入。1台当たり月に100〜150件とフル回転。
静 岡 市: 車1台、運転ボランティア17人で、利用者からはガソリン代のみをもらう。
世田谷ミニハンディキャブ区民の会:
民間の活動が、現在では区から委託(年間1千万円)を受けるまでになる。通院が利用の5〜6割を占めているので、障害者の通院は別祖識にできないか、区と交渉中。運転ボランティアには、万一の場合3千万円までの保障が出る。

 障害者の外出要求を満たしていくためには、世田谷ミニキャップ区民の会が実践しているように、行政との強いつながりが必要です。        以下、次回に続く   


試乗体験

【福祉タクシー】
2月22日に宮崎市柳丸町で福祉タクシーの試乗会を行いました。宮崎市内の3社より参加。福祉タクシーは2000ccのワゴン車で、電動リフトで障害者(担架で病人)を積みこむシステムとなっている。
移動手段の乏しい者にとっては利用価格はあると考えられるが、料金が大型車と同額と言う点が、現在宮崎市が行っているタクシー無料チケットの今後の増額いかんにかかっている。

 <<< 活用したい福祉タクシー >>>

 本県に「福祉タクシー」が初めて登場して1年になる。存在そのものがまだ十分知られていないこともあって、稼働率は低いが、22日に開かれた宮崎福祉のまちづくり協議会による試乗会は好評だった。寝たきりの老人や車いす利用者、病人などの移動にこれから需要が増えるだろう
 福祉タクシーは、緊急でない病人の入退院や病院間の移動あるいは重度障害者の移動に備えてスタートした。車内には患者搬送用ベッド、リフトなどが付設され、寝たきりの患者でも楽に安全に運べる。
 九州運輸局のまとめによると、患者輸送の認可・免許を受けた車は福岡県が13社13台、鹿児島県10社11台、佐賀県4社7台、宮崎県と長崎県5社5台、熊本県3社4台、大分県2社2台。この内、福岡県の1社を除いて他はすべてタクシー会社が24時間体制で運行している。本県の5社は宮崎市4社4台、都城市1社1台。
 昨年1月に認可を受けた先発会社では、2000ccのワゴン車に規定の設備を整え、ベテラン運転手を福祉タクシー専門に固定、依頼があると補助員と2人で出向く体制をとっている。稼働率は月平均15日前後で「利益抜きの運行」という。料金は大型タクシーと同じで、小型を利用した場合に比べ4割ほど高くなる。
 利用状況をみると、病院から病院、あるいは病院と家庭間が大半を占める。時には日南市や延岡市から宮崎市まで患者を運んだケースや、一時帰宅を許された長期入院の老人から「久しぶりだから、市内をぐるぐる回ってほしい」と頼まれた例もあるという。
 厚生省「62年患者調査」によると、国民の18人に1人が外来を訪れ、85人に1人が入院している。入院患者のうち49.8%が65歳以上の老人で、うち41%は6カ月を超えて入院している患者である。最も多い疾患は脳卒中、次いで高血圧や心臓病などの循環器系疾患。高齢者にとって脳卒中や心臓病が怖いのは、寝たきり、ぼけ、痴呆(ちほう)を起こす大きな原因だからだ。
 社会の高齢化が進行するほど、こうした老人は増加する。福祉タクシーはいわば、高齢化社会の足という任務も帯びている。走り始めたばかりの福祉タクシーが、病人や障害者の大切な交通機関となるには、料金をはじめ緊急時の対応、車内設備など改善すべき点もあろう。
 老人や障害者など社会的弱者が支障なく暮らせる環境は、そのまま子供にも妊婦にもちょっと体調のよくない人にも住み良い社会である。福祉タクシーの安全な運行と快適な利用を確立するためにも意見を出し合いたい。

 以上宮崎日々新聞の社説であるが、今後、どのように利用状況が推移していくかである。そこは見守っていく必要がある。
 以前障害者がタクシー利用で、乗車拒否が日常的に行われていた頃に比べると社会の変化は確実に進んでいる。
 利用者が社会を変える環境が今後求められるのではないだろうか。


まちづくりの クイズ と 疑問に答えます のコーナー

<このコーナーは皆さんの日頃疑問に感じている事を出し合うコーナーです。>

クイズ

  さて、巷では誰でもすみやすいまちづくり運動で、障害者(老人)の設備の代表的な事として車椅子の為のスロープの設置と言われますけど、基準になっている勾配は一体何度なのか皆さんご存じでしょうか? 是非調べるなり、聞いてみるなりして下さい。知らずにスロープ設置を要求するよりデータを示したほうが効果は期待出来るのではないでしょうか。
 このクイズの回答は次の機関紙上で詳しく発表します。尚、パソコン通信でも掲載しますのでクイズの答えと、疑問について意見をお聞かせ下さい。



4月21日に開催された
黄色いハンカチ・チャリティーコンサート


::: 報  告 :::

 当日は、昼頃豪雨となったが、「てるてるぼうず」をぶらさげた結果か、始まる時間には雨も全くと言っていいほどやんだ。動きの取れなくなってしまい易い障害者にとっても思わぬ晴れ間であった。
 さて、コンサートは約1200名程の参加で、初めての計画としては順調に進んだ。園児のマーチングバンド、はまゆうコーラス、橋本宏氏の腹話術、甲斐聖二コンサートとスムーズに流れていった。
 このコンサートはNTT宮崎の女性パワーで企画、主催宮崎福祉のまちづくり協議会と変則的な形を取ったが、決して一方的でなかった事は出演者で判断出来るし、OHP、手話通訳、車椅子席の確保と誘導、事前にNTTに対して介護の特訓、駐車場の障害者優先等の配慮は行えたものと言える。
 最後に、会計報告等は後日報告致します。取り急ぎ報告でした。



第8回 全障研九州ブロック研究集会
in
鹿児島・川内


日時/1989.4.29(土)・30(日)

 福祉のまちづくり協議会の担当する恒例の分料会「宮崎の住みよいまちづくりをすすめるために」(第7分料会)に今年は、共同研究者として岩浦厚信が担当する事になった。そこで福祉のまちづくり協議会からの提出レポートは 1.障害者住宅の設計のノウハウを作る 2.住宅改造等に関わる補助・助成について 3.福祉タクシー制度について 4.福祉環境整備指針とその条例化について の4点で「障害者のまちづくり」が全ての人に共通する問題として、社会に広げていく視点で各県から出されて来るレポートとの違いの中から研究を深めていくのである。


編集後記  今回は、今まで経験の全く無い者の手で作られた機関紙です。その分変化もあったかも知れませんけど、いま一歩です。お許し下さい。迅速丁寧を信条にはしているのですけど、なかなかです。次回はがんばるぞーーーーっ!


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