Back

バージニアビーチ市 ボランティア研修
12月9日(木)〜11日(土)

バージニアビーチ市のノーフォーク空港から、さよならパーティー、最終日の見送りまで、大変な歓迎をボランティアにしていただきました。研修は時間が足りないぐらい、資料では得られないものがありました。細かいことはよく分かりませんでしたが、今後の活動の一助になることは間違いありません。
ここは、宮崎市に提出した報告書でまとめさせていただきます。また、機関誌「まこちえれこっちゃ」の第48号も、ご覧ください。

宮崎市に提出済みの報告書より
「まちづくりの一つがボランティア」
福元 康亮 
今回、ボランティアの研修ということで行かせていただいたのですが、自分にとって初めての海外で、ボランティアのこと以外にも沢山のことを経験することができました。10日間の旅でしたが、アメリカに行って感じたのは「私は日本人なんだ」ということでした。いままで自分が日本人であることをあらためて考えたことはありませんでしたが、世界には色々な人種の人たちがいて、色々な考え、生活習慣があるのだと思いました。知識として分かってはいましたが、こんなに実感として思えたことは自分でも新たな発見でした。
そして、バージニアの方に対して感じたのは、この今という時間や、今やっていることをとても大事にしているということです。私が生まれて約20年。この間だけでも生活形態が大きく変わったと思います。車社会、コンビニの普及、携帯電話などなど。時間短縮が可能なものが増え、それらを追い求めて、そして、それらのものに自分の生活を合わし、慣らしてきた日本人。バージニアの方たちの時間に対する考え方・価値観は、日本人の「物」に合わせるという姿勢と異なっているように感じました。
ボランティアについても、似たような感じを受けます。ボランティアというものがただ単にすばらしいもの、なかなかやろうと思ってもできないこと、時間がないとできないことという先入観の残っている人。ボランティアという崇高な言葉を利用し、自分の自己満足、活動をこなさないといけないからという使命感だけでボランティアをされている人。ボランティアが流行りだからやる人  。私にも、少なからずそのような気持ちがありました。
バージニアでは、ボランティアすることが目的ではなく、目的があるからボランティアをするということが明確になっているということを、はっきりとした形でみることができました。この研修で感じた、「ボランティアの前に目的あり」が無視されていることが、今の日本に最近増えているように思います。つまり、必要でないところにもボランティアを押しつけているのではと、思えるときがあります。今後、ボランティアが社会の中で重要な位置を占めてくるといわれるのは、そこにボランティアが必要であるということで、何もかもボランティアで、というのは見当違いであると思います。社会、つまりまちづくりをしていく中で、行政のできないことで、ボランティアとしてできることはボランティアでやっていき、それがしっかりと運営されるように支援していくことが大事ではないだろうかと思います。
ボランティアの前にまちづくりということを確信し、今、宮崎に必要なことはまちづくり、一人一人のまちづくり、小さいことから始めるまちづくり。まずは、市民一人一人が自分の住んでいるまちに対して自分の意見を持ち、発言していくことが必要だと感じました。

到着日の夕食会 小学校の食堂にある舞台に昇降機が
到着日の夕食会 小学校の食堂にある舞台に昇降機が
配食ボランティア研修 ボランティアミニ会議
配食ボランティア研修 ボランティアミニ会議


美女と珍獣?
EMS視察
美女と珍獣 EMS視察


宮崎大学大学院 工学研究科博士前期課程
土木環境工学専攻 福元康亮